1ページ完結型ランディングページの弱点
近年、広告をクリックした際に表示されるページとして、コンバージョンへのリンク以外を極力張らず、1ページ内で訴求を完結させる、いわゆる「ランディングページ」が普及しています。この1ページ完結型のランディングページには、他ページへの離脱を防げるというメリットがあり、基本的には1回の訪問で直接コンバージョンすることを狙っています。
しかし、この1ページ完結型のランディングページが全ての商材に有効であるわけではありません。まずは、このランディングページが有効な商材と、有効ではない商材の例を以下に整理しました。
有効な商材
・直感的にコンバージョンしやすい商材
(例)コスメ・食品等の消耗品、キャッシングなど
シンプルな比較軸で選べる商材や、衝動買いしやすい商材など、1ページの情報量でコンバージョン可能な商材の場合、他ページへの離脱を防げる分、有効です。
有効でない商材
・コンバージョンまでに詳細な検討を要する商材
(例)住宅ローン、法人向けソリューションなど
高額の商材や、BtoBの商材などは、1ページの情報量ではコンバージョンに至りにくいケースが多く、その場合は複数ページでの説得シナリオや、再訪を前提とした説得シナリオが必要になります。