「DODA転職人気企業ランキング2009」は、関東、関西、中部地区在住 25~34歳の正社員および契約社員として就業中の男女5000名を対象に、インターネットを使って4月に調査が行われた。
総合ランキングは、2年連続でトヨタ自動車が1位。2位はソニー、3位はグーグルが続いた。メーカーが大幅に順位を落とした学生の就職人気企業調査とは異なり、転職人気企業調査ではメーカーが強さを見せた。その一方、鉄道や電力といったインフラ系企業が順位を上げ、外資系企業が敬遠されるなど、雇用の安定を重視する志向も高まっている。
今年のランキングで注目されるのは、国際協力機構(JICA)が昨年の222位から39位に急浮上したこと。同調査では、青年海外協力隊などの告知活動によって就職先としての認知が広まったほか、社会貢献に対する関心の高まりも影響しているものと分析している。
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