朝日新聞社は、これまで10以上の携帯サイトの多くを自社開発で立ち上げてきた実績をいかして、情報配信系サービスに最適化された携帯サイト向けCMS「Chess(チェス)」を開発した。
4キャリアの公式サイトに対応している「Chess」は、テキストや写真などの素材とデザインを分けて管理することによって、ひとつの素材を編集するだけで4キャリアのページを同時に更新することができる。動画、音声、Flash などのリッチコンテンツに対応し、アンケートや掲示板機能もサポートしている。
文藝春秋は7月6日にスタートしたスポーツ総合雑誌「Number」の公式サイト「Numberモバイル」に「Chess」を採用。朝日新聞社は今後、新聞社、出版社など、情報サービス系携帯サイトを検討している企業へ販売する。
【関連記事】
・CNET Japan、9月から朝日新聞社が運営
・朝日新聞がTwitterで情報発信
・ロイター・朝日のビジネスマン・富裕層向けアドネットワーク、媒体利用者の9割が男性