04 USPをアドワーズ広告に活用する
あなたがホームページ作成ソフトを販売していると仮定しましょう。その商品の特徴は次のとおりとします(よく「自分の商品は、とくに強調できるものがない」と言う方がいますが、自分の気がつかないところにも、さまざまなメリットがありますので探しみてください)。
特徴1 すぐにダウンロードができるソフトウェア
特徴2 オンラインやオフラインで、もっとも安い価格で販売しているソフトウェア
特徴3 政治関係のようなかたいものから、音楽などのエンターテイメントまで、すべてのシーンに利用できる1,000 を越えるテンプレート集が収録しているソフトウェア
上記のような特徴がある商品を販売する際には、見込み客が商品を購入することで、どのように見込み客の利益に結びつくのか?を自問自答してみてください
どのようにお客さまの利益に結びつくのか?
上記の特徴を持ったソフトウェアの場合、次のような利益に結びつくと思います。

このことを踏まえて、アドワーズ広告のタイトルに含むべき、もっとも効果的な顧客へのメリットを拾い出すための視点とは何でしょうか?
それは、繰り返しになりますが見込み客の視点で物事を見る必要があるということです。アドワーズ広告のタイトルを書いているとき、「売りたい、売りたい」という気持ちを抑えて、見込み客の気持ちに立って考える必要があります。

検索キーワードでアドワーズ広告のキャッチコピーを作成
検索されているキーワードを広告のキャッチコピーに利用することは、見込み客の興味や嗜好を探り当てる簡単な方法です。とくに流行物を売る場合などは、キーワードは非常に重要です。たとえば、もし見込み客が「シャネル カバン」とグーグルに入力して、検索結果ページに「シャネルのカバン」と表示されたアドワーズ広告があれば、明らかに目を引くはずです。
文字数を気にせずタイトルを考える
タイトルを作成するときは、最初から文字数を考えたキャッチコピーを考えることはやめてください。最初は、ターゲットに合う文章あるいは段落の形で広告文を書いてください。そして見込み客が商品の何を知るべきか(USP)について書き出します。そうして作成したタイトルから、不要な部分を削って、タイトルを磨きあげます。