モバイルでのローカル情報共有を強力に推し進めるARブラウザは、ヨーロッパ勢を筆頭に続々と現れている。今後のソーシャルウェブのひとつのあり方を示したARのあれやこれやを、駆け足で見て回ったよ。
ローカル情報にはリアルなユーザー情報がなければね
ローカル情報を提供するサービスは以前からいろいろある。ネットユーザーが地元のスモールビジネス(別にスモールでなくてもイイけれど)について様々なコメントを投稿し、互いに消費者目線での情報を共有するというスタイルが一般的。有名どころでは、Yelpなんかがそうですかね。
で、昨今、ネット界を賑わせているAR(拡張現実)ブラウザの登場で、その情報共有の作法も一気に様変わりする気配が濃厚という話。
なんですが、まずこれから。
何のことはない、パリ、ベルリン、マドリッドの地下鉄の駅近くのホテルを検索して教えてくれるサービス。なんとなく懐かしい感じがするでしょ、今どきこういうのを見ると。
滞在する都市名と駅名、駅から何マイル以内か、レイティングの星の数、宿泊する日付と宿泊数などを入力して検索すると、候補を10件ほど提示してくれて、そこから予約できる。検索結果にいまいち気に入る部屋がなければ、他の駅ではどないでっか?とレコメンドもしてくれる。
なるほど、それは便利と言いたいところだけど、このところのTwitter大旋風の最中、やっぱりそこにリアルタイムなユーザー情報も盛り込んでもらえると更にイイのになと、ついつい思ってしまう。なんで今頃、こういうサービスをリアル情報なしで始めたんだろう、と。
ホテルと言えば、こういうのもあった。
スポーツ施設の近所にあるホテルを教えてくれる。今のところ、フットボール、競馬、クリケット、ラグビー、テニス、モータースポーツなど、ロンドンに拠点を置くサービスらしいジャンルが対象。ただ、ヨーロッパ各国に加えてオーストラリアなど、かなりのエリアをカバーしているのは立派。
よく見ると、先のSubwayHotelsに酷似しているので、もしかしたらエンジンは同じかもしれない。で、そのせいだろうか、こっちにもやっぱりリアルタイムなユーザー情報がない。
ホテルに関するユーザーコメントなんかを画面のどこかに掲載しておくと、ここのサービスの価値がぐっと上がるのに残念。ま、コメントの質をコントロールできない怖さも併せ持っているので、一概に残念と言うのもナンですが。
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- この記事の著者
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伊藤 富雄(イトウ トミオ)
2002年オートステップメールを企画開発、2004年某ネットショップ開業ASPの創業に参画、現在はソーシャルウェブを絡めたネットビジネス・コンサルティングとウェブプロデュースに携わるかたわら、神戸商工会議所をはじめ各地のネットビジネスセミナーの企画と講師を務める。
サイトは「ネットビジネスwithソーシャルウェブ~Ito...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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