すでに400万を超えるユーザーが利用している「セカンドライフ」。日本でもさまざまな企業がに進出し、「いよいよ」と言われてきた待望の日本語版サービスが、ついに4月にスタートするとのニュースが流れた。ここで、最新の関連情報をまとめてお届けしよう。
「セカンドライフ」を開発・運営している米リンデン・ラボは、2月27日、"3D Voice"という音声機能を開発していることを発表した。現在、アバター同士の会話はインスタント・メッセージとチャットで行われているが、これに「声」が加わる。この機能は空間認識によって、アバターが近づくと声も大きくなるといった表現が可能だという。
また、米CBSは、「セカンドライフ」、「There」などの3D仮想空間の設計やアドオン・ソフトを開発しているElectric Sheep Companyに対する700万ドルの資金提供に参加したとロイターが伝えている。テレビネットワークで提供しているコンテンツをネットでも展開しようとしているCBSは、新しいコミュニティづくりのために「セカンドライフ」に注目しているようだ。
日本では、国内最大のSNSを運営するミクシィが、新卒採用オフィスを「セカンドライフ 」内に開設。2007年3月1日から3月31日の間に、「ミクシィ キャリア・インフォメーションセンター」を開設し、2008年に卒業を予定しているコンピュータサイエンス分野の研究開発者の採用活動の一環をここで展開する。
参考資料:
「390万人の「仮想空間」上陸 セカンドライフ、4月にも日本語版」 (Fuji Sankei Buisiness i.)
"CBS to invest in virtual designer Electric Sheep" (REUTERS)
"Linden Lab To Launch '3D Voice' in Second Life" (Linden Lab)
「ミクシィ、「セカンドライフ」上でバーチャル新卒採用オフィスを開設」(ミクシィ)