medibaは、au携帯電話ユーザーの会員を対象に、「外食と内食」に関する調査を8月に実施し、20~50代の男女2400人の回答をまとめた。調査では、大手外食チェーンが展開するデリバリーサービスとして、「すかいらーくルームサービス」「ココイチの宅配」「出前館」「お届けケンタッキー」「ぐるなびデリバリー」「楽天デリバリー」「セブンミール」を取り上げ、その特徴を分析。最近1年間の外食頻度の変化状況は「増加した」が23.0%、「減少した」が40.5%。外食が減った理由として最も多かったのは「収入が減ったから」と「家にいる時間が増えたから」となっている。
外食チェーン店が展開するデリバリーサービスの上位4つを分析したところ、「すかいらーくルームサービス」と「お届けケンタッキー」は女性30~40代の利用者が多く、同居している人数が多い世帯ほど利用されている。また、「ココイチの宅配」と「出前館」は主に20代の男女に利用され、1人暮らしなど、同居人数の少ない世帯で利用されていることがわかった。
また、配送料金によって注文をためらう人の割合は、「よくある」と「たまにある」をあわせると81.5%にのぼり、配達料金が商品の注文に左右する傾向にあることが明らかになった。
【関連記事】
・デリバリーサービス利用者の9割が「ピザ」を注文、ラーメンや蕎麦は少数派
・単身者の平日夜の“内食率”は8割以上、「中食」はひと工夫
・同居世帯で高まる「親への寄り添い」、近居では「外食時の会計は親」が57%
・一人暮らしの女性、夕食「自炊派」は6割超える