SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

Google アドワーズ活用事例

人数と立地条件の不利をアドワーズの活用で克服
全国各地から記念品の受注を獲得「ガラス工房アイリス」

法人需要を掘り起こし、訪問者も9割が検索経由に

 小島ご夫妻の考えは見事に的中。アドワーズ導入後は、Webサイトへの訪問者数が順調に伸び、問い合わせも続々と届くことに。今ではアクセスユーザーの9割が検索経由になったのだ。とりわけ、退職祝いなど贈答品を毎年必要とし、1回に受注するロット数も多い法人需要を掘り起こせたことは、大きく売り上げに貢献したという。

 「以前は個人のお客様からの注文がほとんどでしたが、自社サイトの宣伝に力を入れ始めてからは、会社の創立記念や社員の定年退職祝など、法人からの問い合わせが目立つようになりました。また、関東地方を中心に全国から注文が入り始めました。大手企業からの受注も多く、以前では考えられない変化にはじめは驚きました」

キーワード「クリスタル 記念品」で検索した際の表示結果

なかなか上位に表示されにくい自社Webサイトを宣伝するために、アドワーズを活用するガラス工房アイリス。Google検索は仕事中に探し物をする際に利用されることが多いため、アドワーズは法人向け商材を扱う広告主にも適している。

 確かにショッピングモールサイトの場合、利用者の多くは個人。そうであると、1回の注文数も限られることが多く、リピーターになるかも疑問だ。それよりは、法人客が増えたほうが、事業の安定性は格段に増す。ガラス工房アイリスの場合、ショッピングモールの縛りから離れ、独自性や独立性をアドワーズを使いアピールすることで、法人からも注目を浴びるようになったのだ。むろん、リピーターを獲得しているのは、小島ご夫婦の技術やサービスに裏打ちされているのはいうまでもない。

今後はディスプレイ広告にも注目

 アドワーズを使い始めてから約1年。現在は「記念品」「ガラスエッチング」などを中心に300程度のキーワードを登録し、運用している。

 「キーワードの選定や入札価格の調整は、時間があるときに行うようにしています。管理にかかりっきりにならなくて済むのも、アドワーズの利点かもしれません。これまではキーワード選びに力を入れていましたが、広告文やアクセス解析などにも力を入れていきたいですね」

 アドワーズの導入以降、顧客同士の口コミで、直接の問い合わせも増えているという、ガラス工房アイリス。今後はさらなる業績アップのために、新機能「ディスプレイ広告ビルダー」を使って、商品画像を入れた広告の作製にもチャレンジしてみたいとのこと。Google のサービスを最大限に活用して、売り上げアップにつなげていただいているようだ。

ユーザー情報
  • 会社名:株式会社コジマ
  • 所在地:広島県三次市
  • 設立:2002年
  • 事業内容:ガラス彫刻記念品の制作・販売
  • 主なキーワード:「記念品」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
Google アドワーズ活用事例連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2009/11/10 11:00 https://markezine.jp/article/detail/8451

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング