フリーランス向けのSNSを運営するなら
さて、そろそろ原稿に取りかかろうかと思った矢先に、こういうのを見つけました。いつもそうなんですね。いざ書くというときになってようやく本命ネタに出くわすという、あれです。でも、これがまたイイんです。
まずここの何がイイって、参加メンバーは同一のドメインのメールアカウントでなくても、参加できるってところですね。ええ、そうそう、YammerやRemindoは基本的に同一組織がメインユーザーになることが前提になっていたでしょう?
でも、Presentlyはどこのどなたでも自由に参加できるんですね。もちろん管理運営者の承認を得るとか、既存メンバーの招待がなければダメとか、いろいろと登録ルールは設定できるんですが、必ずしも同じ企業の従業員である必要はない。そこがボクらの目論見にピタっとハマったわけでして。
しかも、メンバーのみのTweet環境でありながら、誰でもサインインできるので、SNS名も自由に設定できます。これも嬉しい。まさに、「カフーツ」に打ってつけ。で、早速アカウントを取って試してみました。正式使用を前提としていますので、今のところクローズドタイプですが。

便利なのは、何かTweetしたいときに、誰と共有するのか、それは特定の人か、グループなのか、あるいはSNS全体にブロードキャスティングするのか、ドロップダウンメニューで簡単に設定できるってこと。もちろん、ファイルの添付できますし、リンクURLの短縮もOKです。

Presently内でTweetしたことをTwitterにも表示するようにもできますし、その際には任意のハッシュタグを付けられます。逆に、#prlyというハッシュタグをつけてTwitterでTweetするとPresently内のタイムラインにも表示されます。
面白いのは、HTMLやPHPその他のテキストを追加できる入力欄が用意されているところですかね。要するに添付ですかね。こういうのは、他で見たことがありませんよね。

デスクトップクライアントもあれば、BlackBerryやiPhone、FireFoxのプラグインなどからもアクセスできます。これはiPhone。

デザイン面でも、テンプレートやカラーリングを簡単に変更できるのはまさにブログ感覚と言うしかありません。
あ、解説ビデオがあったので貼り付けておきましょうかね。
実を言いますとね、テストの段階では、Presentlyで文字化けしててもTwitterではちゃんと表示されてたりするなど、一部おかしなところもあるにはあるんですがね。
それに、プロジェクト用のタブはあいにくありません。でも、それはグループで代用できそうですし、それを差し引いても、フリーランス向けのSNSを運営するなら一応お奨めしてイイいんじゃないかと思うんですが。
ちなみに、自前のサーバにインストールして利用することも可能なので、お望みとあれば是非どうぞ。
これからの日本でも、フリーランスで仕事をする人が増えていく気配が濃厚なのは、あなたもご存じでしょう?ネットのおかげで、それも昔に比べると随分こなしやすくなっているのもまた事実かと思うんですが、それなら彼らのためのソーシャルウェブがあったって全然おかしくありませんよね。
あ、そうそう、YammerとBlellow、それにPresentlyではAPIが公開されているので、どなたか是非、さらに使い勝手の良いアプリを開発してもらえると嬉しいんですがねぇ。ええ、きっとたくさんのフリーランスに感謝されますよ。間違いなく。いや、本当に。
ということで、今日はこれで。じゃ。
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