動画マーケティングが米国で広がりつつあるワケ
米国で一般企業サイトでの動画利用が広まった背景には、
- 米国でのビデオ制作コストの低下
- YouTubeの普及による「TV局品質の映像を作らないといけない」という心理的な障壁の低下
- 導入およびテストの手軽さ
といった点があるのではないかとワトコット氏は語る。
Webだけに限られる話ではないが、米国ではここ10年ほどでビデオ制作コストが急激に下がってきた。ビデオカメラの価格がこなれてきたことや、小学校のうちから授業でビデオ制作・編集を教える学校も出てきたため、スキルを持った人材が増えていることが原因だ。ワトコット氏の11歳の子供も、既に自分で映画の撮影を始めているという。
具体的な制作費はビデオ1本で1,000~2,000ドルくらいが相場のようだ。さらに中小企業向けには、テンプレートに沿って簡単にWeb用動画を作成してくれるTurnHereというベンチャー企業が現れ、900ドル以下で1分間の動画を作成してくれるサービスを提供している。

