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クリエイティブの最適化とキーワード挿入機能

 次に、「広告グループ」を対象とする新機能では、次の二つに注目しよう。

広告グループ単位で使える主な新機能
クリエイティブの最適化 複数のキーワードと広告文を用意すれば、
(1)組み合わせを変えたバリエーションの掲載
(2)それぞれの組み合わせの効果測定
(3)最適な組み合わせを優先したキャンペーンの継続
を自動的に行ってくれる。人手で行おうとすると煩雑になりがちなこれらの作業が軽減されることで、担当者はマーケティングに専念できるはずだ
キーワード挿入機能 広告のタイトルや説明文にキーワードを自動挿入する機能。商品群に対して共通の広告文を使う場合などに便利

 複数の広告クリエイティブをローテーション表示することでCTR(クリック率)を検証する機能(広告テスト機能)に加え、管理画面で「最適化機能」をオンにしておくと、CTRの高い広告を優先的に表示するようになる。今までは管理画面にいわば「張り付いて」行っていたこれらの作業が自動化されるメリットは大きいだろう。

広告テスト機能

 また、キーワードの自動挿入機能を利用することで、指定したキーワードを広告文の一部に自動的に挿入できるのも便利だ。例えば、商品点数の多い小売業で、期間限定キャンペーンを行う場合を想像すると分かりやすい。

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 例えば上のようなキャンペーンを行う場合に、商品名(★★)にあてはまる複数のキーワードを指定するだけで、自動的に複数の広告クリエイティブを用意できるのだ。また、キャンペーンの終了後も、ひな型となる広告文を修正するだけで、関連するすべての広告クリエイティブを設定できる。

 さらに、これまで紹介した機能よりも、さらにひとまわり大局的な視点からマーケティングを支援してくれるのが、次のページで説明する「目標管理機能」である。

次のページ
キャンペーンの自動運転を行う「目標管理機能」

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/01/16 19:59 https://markezine.jp/article/detail/991

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