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【最新レポート】旅行先を決めるのはSNSそれともブログ? 観光とCGMの相性を調査


【旅行後】およそ5人に1人がブログに旅行の体験談を綴っていた!

 Q7~Q10では、旅行後の体験談の公開や旅先で知り合った人とのコミュニケーションについて考察した。

 その結果、18.9%の人がこれまでにブログで旅行の体験談を載せたことがあり、同じく18.9%の人がこれまでに載せたことはないが、今後載せたいと思っていることがわかった。また、旅行先で知り合った人と連絡をとる手段として、52.4%の人がパソコンのメールで、51.2%の人が携帯電話のメールで旅行後の連絡をとるということがわかった。

 Q7とQ8では、これまでにインターネット上で旅行の体験談をのせたことのある方法と、これまでに載せたことはないが今後載せてみたいと思う方法を尋ねた。

 その結果、これまでにインターネット上に旅行の体験談を載せたことがある方法としては、「ブログを書く」が18.9%と最も多かった。次に、「写真をブログやSNSにアップする」18.0%、「SNSに日記を書く」13.1%となった。

 ブログについては、延べ登録者数が2005年335万人だったのが2006年には868万人に、SNSについては2005年111万人だったのが2006年には716万人にと、爆発的に増えている。

 【参考】 ブログ・SNSの現状分析及び将来予測(総務省報道資料)
 【参考】 ブログ及びSNSの登録者数(平成18年3月末現在、総務省報道資料)

 それを考えると、ブログやSNSを日常的に使っているアクティブユーザー数についても、相当な伸びが予測されるが、今回の調査で、実際に旅行の体験談を載せたことがあるインターネット上のメディアとして、ブログを選んだ人が最も多く18.9%という結果になった。

 また「写真をブログやSNSにアップする」というユーザーについては、2003年~2004年にデジタルカメラの普及率が32.0%から51.8%へ急上昇するなど、一気に普及した経緯があり、これとブログやSNSの加速度的な普及が要因と考えられる。

 【参考】 デジカメ普及率51.8%、DVDプレーヤーも35.4%に急増(Digital Freak)

 また、これまでに載せたことはないが今後載せてみたいと思う方法としては、「ブログを書く」と「旅行のポータルサイトなどに寄稿する」と答えた人がそれぞれ18.9%となり、「写真をブログやSNSにアップする」と答えた人も16.5%となった。

 2人に1人はデジタルカメラを持つようになった現在、旅行先で取った写真を自宅に帰ってからパソコンに取り込み、ブログやSNSで公開する。そういうユーザー層は、今後ますます増えていくのではないだろうか。

 次にQ9~10では、旅行先で知り合った人との旅行後の連絡を取る方法について尋ねた。

 まず、旅先で知り合った人と旅行後に連絡をとったことがある人は82人、とったことのない人は124人となり、旅行後に連絡をとったことのある人は全体の39.8%(約4割)となった。

 そのうち、連絡をとったことがある場合には、どんな方法でとりあったか?という問いに対しては、「PCメールでとりあう」が52.4%と最も多く、次に「携帯メールでとりあう」が僅差で51.2%となった。

 その他の「住所を交換し、手紙で連絡をとる」(23.2%)や、「電話番号を交換し、連絡をとりあう」(22.0%)を大きく引き離し、旅行で知り合った人と連絡をとる方法としては、パソコンと携帯電話のメールが主要なコミュニケーションツールであることがわかった。

 年の初めの挨拶となる年賀状も、パソコンや携帯電話での年賀メールと併用する(または年賀メールのみ送る)という人が半数近くになり、幅広い年代で、メールを通してのコミュニケーションが浸透しているといえるだろう。

 【参考】 年賀状についてのアンケート(NetMileリサーチ)

 書く人の人柄が表れる手書きの手紙や、互いの声を伝えられる電話とともに、メール、SNS、ブログもその特性を生かし、旅行を盛り上げるコミュニケーションツールとして今後も成長することを期待したい。

今回の調査は、業界の全般的な調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業界やそれぞれのシュチュエーションに合ったリサーチにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問合わせください。

サンプル数  :206
調査期間   :2007年03月06日(火)~2007年03月07日(水)
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :株式会社マクロミル
対象者    :20歳から59歳の男女

本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。

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この記事の著者

株式会社セプテーニ(カブシキカイシャセプテーニ)

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MarkeZine(マーケジン)
2020/01/31 14:04 https://markezine.jp/article/detail/1056

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