グーグルのテキストマッチとアンカーテキストマッチ
なぜ、「1 = 4 < 2 < 3」となるのか、グーグル自身から説明を聞いてみよう。
Google の人気の秘密
PageRank(TM)について
(PageRank(TM)が高いような)重要度が高いページでも検索語句に関連がなければ意味がありません。そのためにGoogleは洗練されたテキストマッチ技術を使って、検索に対し重要でなおかつ、的確なページを探し出します。
(中略)
Google は入力した用語を含むページのみを返します。
多くの検索エンジンとは違い、Googleでは入力されたキーワードのすべてがテキストかリンクアンカーと一致するページだけを検索結果に表示します。これで無関係な検索結果にストレスを感じることはもうありません。
まず、PageRank(ページランク)が重要な順位アップ要素だとしても、ページ自体が「検索語句に関連がなければ意味が」ないということ、そしてキーワードが、(a)テキストに一致するページ、(b)リンクアンカーと一致するページ、だけを検索結果に表示するとある。
図で説明すると、
- 自ページに「マーケジン」というキーワードのテキストが書かれている
- リンク元から「マーケジン」というキーワードのテキストでリンクされている
ということになる。(b)の場合は、自ページに「マーケジン」というキーワードのテキストが書かれている必要はない。

SEO用語では、(a)は「テキストマッチ」、(b)は「アンカーテキストマッチ」と呼ばれている。
なお、「2 < 3」についてであるが、私はグーグルの中の人ではないので、はっきり断定できないことをご理解いただきたい。今現在の観測データに基づくものであり、alt属性よりも純テキストの方が確率的に順位が高くなる現象が見えているのである。もちろん、明日はガラっと変更になる可能性もある。といっても、いきなり「2 > 3」になることは考えられない。せいぜい「2 = 3」どまりだろう。