店舗販売のアシスト
店舗販売をアシストする例としては、営業活動をアシストする目的でのiPad活用が分かりやすいだろう。AIGエジソン生命保険は営業ツールとしてiPadを活用することを目指し、試験的な導入を決めている(参考情報:AIGエジソン生命がiPadを営業ツールに,ITmediaプロモバ)。顧客向けの商品資料を、静止画と動画を組み合わせたコンテンツで提供するという。他の一般消費財に比べて詳細な説明を要する、生命保険や製薬などの営業活動においては、iPadのクリエイティブ性が効果を発揮する。このような事例が今後も増える可能性は高いのではないだろうか。
このようにiPadはブランディング、集客・販促、店舗販売へのサポートなど企業のマーケティング目的に合わせて、利用可能なデバイスである。2010年末までに1,000万台の出荷が予想され市場規模の拡大が想定される中、企業マーケターたちにとって注目に値するデバイスなのは間違いない。