商品のキーメッセージを謎解きの鍵に
謎解きのキーになっているのが、新機種がもつスリムな美しさ。3次元空間であるセカンドライフを歩き回り、さまざまな角度から携帯電話を眺めることにより、新機種の美しさをしっかりと体験してもらうことが狙いなのだ。あるビルの屋上に配された望遠鏡から空を見上げると、携帯電話がカタカナのように見えるのだが、それらのカタカナからなる単語が、それぞれの新機種が強く押し出したいメッセージになっているという仕掛けだ。たとえば707SCなら、それは「スリム」というキーワード。
「薄さも含め、新しい機種は本当にカッコいいんですが、特に真横から見たときに、その薄さにびっくりしたんです。そこで今回は『宝探しをしながらいろんな角度で携帯を見てもらう』というアイデアを中心に据えようと決まったんです」(出雲井氏)
さて、島に用意する建築物やそこで行われるイベントのアイデアの他にも、とくに気になるのがどうやったらセカンドライフのその場所に人を集めることができるか?だろう。



