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セカンドライフは広告メディアになりうるのか?「島まるごと」の大型キャンペーンを徹底解剖


サムソン携帯のプロモーションを目的として作られた「SoftBank×SAMSUNG島」を例に、セカンドライフの特徴を十分に活かしたキャンペーン設計のコツを探ります。

今回お話を伺ったのはこの方
林智彦 氏……株式会社博報堂/株式会社スパイスボックス所属。2006年度文化庁メディア芸術祭、ヤフーインターネットクリエイティブアワード受賞

出雲井亨 氏……デジタルコンテンツ制作を手がける東京半島株式会社の代表取締役。新聞、雑誌などにインターネットやデジタル分野の記事も執筆している。セカンドライフではTori Teatimeとして活動中

風間雅也 氏……東京半島株式会社取締役CTO。セカンドライフコンテンツの企画、ディレクションから制作までを担当。携帯電話向けゲームの企画なども手がける。セカンドライフ名はMiyaoka Hitchcock

飯野正樹 氏……株式会社スパイスボックス ビジネスプロデュース局所属。企業のSecond Life施策のためにデモから企画立案、プレゼンまでSecond Lifeにどっぷり浸かり中。Tinyのアバターを好んで使用している
永松範之 氏……デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社。eビジネス本部にて、インターネットマーケティング、リサーチ、メディア開発等のプロデュースほか、最新技術・サービスにおけるビジネス開発を推進
徳久昭彦 氏……デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社取締役CTO。メディアプランニングシステム「AD-Visor®」などを大手広告会社・媒体社に供給するほか、行動ターゲティング、リッチメディアなどの日本導入を指揮

「SoftBank×SAMSUNG島」キャンペーンとは?

 「SoftBank×SAMSUNG島」は、セカンドライフ内に特設された島で行われたキャンペーン。新しいサムソン携帯のプロモーションがその目的だ。

 一島まるごとを利用したキャンペーンは珍しいが、表現の中心となる3Dオブジェのインパクトや謎解きの景品として配布されるノベルティの新しさなど、キャンペーンの規模以外にも興味深い点の多い、話題の試みである。

 まずは「SoftBank×SAMSUNG島」の概要を簡単に紹介しよう。

島の入り口付近からパビリオンを見る。宙を舞う携帯が目を惹く

 「SoftBank×SAMSUNG島」は中央のパビリオンとその周囲を囲むビル群、そして、宙に浮いた巨大携帯からなる。中央のパビリオンはソフトバンクモバイル原宿店を意識してデザインされている。周囲のビル群は、主に、キャンペーンのメインイベントである謎解きの手がかりとして利用される。また、ビルの足元には島やイベントに関する情報をわかりやすくまとめた案内板がある。

地面からビルとその上の巨大携帯を見上げる

 「島の説明はもちろんですが、セカンドライフでの過ごし方に不慣れな方もまだまだ多いので、視線の動かし方など操作に関する一般的なヒントも書いています。また、サムソンは英語圏でも有名なので、英語にどのくらい対応するかも考えどころだったのですが、まずはしっかり日本人ユーザにむけてコミュニケーションすべきだと判断し、日本語のみの案内にしています」(林氏)

説明のための看板に集まる人々。初心者でも迷わない親切な案内が

 島では、2種類のアイテムが手に入る。ひとつは、携帯電話のアイテム。これは訪れた人みんなが無条件で入手できるアイテムだ。

店舗の1Fに陳列されている携帯は無条件で入手OK

 もうひとつのアイテムを入手するためには、SoftBank×SAMSUNG島の全体を舞台にして演出された「謎解き」に成功しなくてはならない。実はこちらも、形は携帯電話なのだが、チャットアニメーションが組み込まれている点が大きな特徴だ。この携帯電話を身につけると、キーボード叩いてチャットを行う際に、自分のアバターが携帯電話を耳にあてる動作をするようになる。

電話中のチャットアニメーション

 「テクスチャに使う写真も本格的なスタジオで撮影しましたし、携帯3Dモデルの品質にはかなり自信があります。また、実際に通話しているポーズを楽しんでいただきたいと思い、チャットアニメーションも用意しました」(風間氏)

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2007/05/17 11:14 https://markezine.jp/article/detail/1173

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