Google Analyticsは確かに便利だが…
みなさんご存知のとおり、Google Analyticsは無料で使えるとっても素敵なツールです。
もちろん、私も普段から使っているのですが、閲覧できるレポート内容については、いまいち「痒いところに手が届いていない」ツールという印象を持っています。
私と同じような考えをお持ち方が大勢いるのか、Google Analyticsのデータを取り込んで独自のレポートを作成してくれさまざまなサービスが、第三者によって作成されています。
今回紹介する2つのツールは、私が「こういうレポートが出せたら便利だな」と抱いていた悩みを、解決してくれたツールです。どちらも無料で利用することができますし、さらにタグを差し替えたり、追加したりということもなく、10分もあれば分析を開始することができるのでGoogle Analyticsを利用されている方、全員にオススメしたいツールです。私も定期的に利用しています。
ファネル作成の特化したツールPaditrack
「Paditrack」(英語サイト)は、自分で指定のページを選択し、遷移率をチェックすることができるツールです。サイト内の導線やコンテンツの評価をする際に便利なのが、ファネル分析となりますが、Google Analyticsでも目標設定をする箇所で、このファネルを設定することができます。
しかし、目標設定時にしか利用できない、また、設定した日以降のデータのみが対象とななど、少し機能的に物足りないと思う部分があります。
これを解消するのが、Paditrackとなります。Paditrackは、ファネルを作成することに特化しており、Google Analyticsのデータを使って、サイトの導線分析を行う際にはぜひお勧めしたいツールです。
ちなみに、完全に無料のサービスです。
「Sign Up」から必要な情報を入力して登録しましょう。
後はGoogle Analyticsとの連携を行えば、分析したいプロファイル(Webサイト)を選択できるようになります。
後はファネルを作成します。入力する情報は次の3つです。
- レポート名
- URL(Google Analytics上で表示されるURLを入力しましょう。通常はドメインを抜いたURLになります)
- 名称
最大で5つのSTEPまで追加をすることが可能で、作成できるファネルの数やデータの期間に制限はありません。
ファネルの作成が完了すると、設定した期間内での遷移率を確認することができます。Google Analyticsと違い、過去のデータを遡ってっ再集計することが可能であり、期間中のコンバージョン率・もっともコンバージョン率が良かった日・悪かった日を確認することもできます。
さらに主要な流入元およびキーワードでのセグメンテーションも可能です。
以下の画像は、「only google visitors」という画面で、Googleからのアクセスのみに対してファネルを表示するようにしています。