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MarkeZine Day 2010レポート

「情熱の系譜」から探るiPadアプリの効果測定
マーケティングにiPadアプリを活用した意図とは?

トリプルメディア戦略によるPR実績と効果測定

 iPadアプリは6月3日に公開されたが、各メディアに対しては事前アプローチを行っていた。その結果、7月以降リーチの伸びが急速になり、相乗効果としてテレビの視聴率も上昇を見せた。

 では実際、半年間で認知は上がったのかというと、社名認知に関しては、全国ではそれほど大きく変わってないが、関東においては目標を達成した。業態認知はまだそれほど伸びていないが、徐々に伸びている段階だと言う。

 今回のトリプルメディア戦略において、メディアの露出は170以上、ブログやTwitterでも300以上の投稿があり、iPadの取り組みによってソーシャルを含めて多くの露出をすることができたと評価できる。以下、長谷川氏が考える「iPadをよりキラーデバイスにしていくための手法」をまとめておこう。

  • iPadの機能をよく理解して、その特徴を活かしたコンテンツ作りを。その際、iPadアプリにどのような役割を持たせるかを明確に決めておく
  • iPadアプリでは、「楽しい」ということが非常に重要。次のページをめくりたくなるようなワクワク感を醸成するコンテンツ作りを。広告要素が全面的に出てはいけない。
  • iPad単独ではPRの効果はあまり期待できない。ソーシャルメディアとの組み合わせまで合わせて考える必要がある。iPadからさらに拡大させるようなコンテンツ作りを

 「iPadはPCとは全く違う、これまでにない新しいツール。iPadを使って、新しいマーケティング・ブランディングの手法が構築できると思うので、みなさんも一緒に考えて行きましょう」と、今回の公演を締めくくった。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/11/12 11:00 https://markezine.jp/article/detail/12353

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