カスタマー、サイト、クライアント、それぞれのメリット
カスタマー、チケット共同購入サイト、クライアントそれぞれのメリットは次のようになります。
カスタマーのメリット
カスタマーは定価から大幅に割り引かれた価格で商品やサービスを購入できる、という大きなメリットがあります。
チケット共同購入サイトのメリット
弊社の『ポンパレ』の場合は、チケットが成立した場合、クライアントから掲載手数料をいただくようになっていますので、そこでサイト運営上の収益を得る仕組みになっております(※チケットが成立しなかった場合は、掲載手数料はいただいておりません)。
恐らく、いま存在しているほとんどのチケット共同購入サイトがチケットの成立と販売枚数に応じてクライアント側から掲載手数料をいただく仕組みになっていると思われます。
クライアントのメリット
クライアントは店舗の状況や課題によってチケットの有効期限や価格、枚数などを適宜調整することで、目的に応じたメリットを得ることができます。
例えば、新規オープンの店舗であれば、チケット共同購入サイトでお得なチケットを掲載することで、ある程度まとまった数の新規顧客の来店を見込むことが可能です。
一方既存の店舗であっても、平日などの空席の目立つ時間帯限定で利用できるお得なチケットを掲載することで、稼働を上げたいタイミングに合わせた効率的な集客を実現できるようになります。
そして上記のどちらのケースでも言えることですが、集客担当者からすれば、集客における中長期的な予測が立てやすいのも魅力です。
例えば、もし1回あたりの掲載で100人分のチケットを提供するのであれば、年に5回掲載すれば少なくとも一年で500人は集めることができる、というような予測を立てることができます。
「本当に採算に見合うの!?」に対する答え
ここまでカスタマー、クライアント、チケット共同購入サイトの三者それぞれにメリットがあると説明してきました。
ただ、クライアントからすれば、これほど大幅な割引率の設定が必要ということは、赤字を覚悟で利用しなくてはならないのか、というような疑問が生まれているのではないかと思います。
そこで、ここではフラッシュマーケティングを導入する際の、クライアント側の採算性について簡単にお話させていただきます。

この図の通り、フラッシュマーケティングで集客を行った場合でも、理論的には利益が得られることがわかります。
ポイントは通常の粗利から割引額と手数料の金額を差し引いても、利益が残るようなチケットの設定をすることです。
『ポンパレ』の営業チームでも、クライアント側に最適な利益が生まれるように、チケット価格や枚数の設定について十分なコンサルティングを行っています。(チケット設定に関する詳しいお話は、また別の回にご説明させていただければと思います)