eMarketerによると、2011年の米国スマートフォン市場において、アップルはRIMを抜いて1位となる。しかし、グーグル率いるAndroid陣営によって、アップルとRIMは両方とも2012年に追い抜かれることになるだろうと予測している。
RIMのシェアは2010年の30%から2011年に25%へと減少。Android陣営の勢いは止まらず、2012年には31%に達する。一方のアップルは30%で安定しそうだ。以下の図は各調査会社が出した2009年と2010年の予測値を比較したもの。2009年にはRIMとアップルが2強だったが、2010年には一気にAndroidがシェアを伸ばしている。
Android OSはライセンス料が不要で、端末メーカーと通信事業者にとっての自由度が高いことから、パートナー企業の増加が見込まれる。eMarketerでは、Androidは今後も急速にシェアを伸ばすことになると予測している。
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