アウンコンサルティングは、コムスコア・ジャパンの動画視聴サイトに関する調査データをもとに、今年1月の利用動向をまとめた。月間の総利用時間分数を見ると、月間約116億分視聴されている「YouTube」が「ニコニコ動画」を抑えてトップとなった。
二強となっているYouTubeとニコニコ動画に注目すると、月間の1視聴者あたりの平均視聴ビデオ数ではYouTubeがニコニコ動画を上回っているが、1視聴者あたりの視聴分数ではニコニコ動画がYouTubeを上回っており、約2.7倍の時間を費やしていることがわかる。
YouTubeのアップロード可能な動画時間の制限があることから、オンライン動画視聴者は短時間の動画を複数楽しむ傾向にあり、ニコニコ動画では流し見などの長時間の利用が多いといった特徴を伺うことができる。
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