Q. 他の地域情報媒体と異なる、30min.の特徴はどういう点ですか?
ハイパーローカルメディアというコンセプトのとおり、非常に狭い範囲の情報が手に入る点が特徴です。
通常の地域情報媒体は、記者を雇って記事を集めるのに対し、30min.では全国約1万人の地域ブロガーの方が発信する情報を集約しています。(密度が濃いため)非常に狭い範囲の情報入手が可能です。
Q. 通常のCGMサイトとの思想の違いを教えてください
「@cosmeなら美容」「4travelなら旅行」「食べログなら飲食」といった成功しているサイトを見ても分かるとおり、CGMサイトは対象カテゴリを絞らないと成り立ちにくいと言われています。
地域情報の場合、グルメ・美容・ショッピングなどその情報の種類は多岐に渡ります。さらに、消費者が発信する二次情報だけでなく、お店側が発信する一次情報も重要なため、消費者が生成するメディア(CGM)としては設計せず、「消費者とお店」が生成した情報を「集約する」サービスとして設計しました。
さらに言えば、30min.では他のCGMサービスとは異なり、「お店への感想」ではなく、「お店の最新情報」を集約することを目的に運営しています。自宅やオフィスなど固定の場所にいる方にとっては、お店への感想よりもお店の今日のメニューの方が大事な情報だからです。
Q. スマートフォンアプリのダウンロード数を教えてください
iPhone、Android合計で約40万ダウンロード、iPadは7万ダウンロードです。なお、PCサイトは月間約200万ユニークユーザーの方にご利用頂いています。
iPhoneは端末発売の1ヵ月後に、AndroidやiPadは発売当日にアプリをリリースしました。比較的順調にダウンロード数を伸ばしてきましたが、iPhoneではアプリ数が増えるにつれ目立ちにくくなってしまったこと、Androidでは端末の普及があまり進まないことなどにより、圧倒的なダウンロード数を獲得できていないのが現状です。
そこで今年からは、ラーメンに特化したアプリや、ランチ投稿に最適なTwitterクライアントなど、様々なアプリケーションの投入を始めています。
デバイスごとでユーザーの利用方法に違いはありますか?
iPhone、Androidなどの携帯サービスは、土日の利用が多い傾向にあります。PCサイトはランチ検索や週末のおでかけの事前チェックに利用され、携帯サービスはおでかけ先での検索に利用されているではないかと考えています。
また、携帯サービスでは会員登録の必要がなく、Twitterアカウントを持っていれば30min.とTwitterへ同時に投稿することができるので、主に飲食店で食べたメニューの感想などのつぶやきに利用されています。30min.からつぶやくことで、お店の情報も付与されるため重宝されています。
