作成する3つのレポートとその目的
私がサイトを分析する上で定期的に見るレポートをExcellent Analytics上で再現したいと思います。それぞれの作成方法と利用目的を紹介いたします。
全てのレポートは月次で取得する想定で作成しています。もう少し頻度を上げたい場合は「Time Span」を任意の物に変えてください。
1:ページ分析レポート
目的
アクセス数が多いページの特徴を理解しておく。その中で平均値より明らかに悪い数値を見つけ、改善策を考える。また急激にアクセス数が上がった記事の把握が出来る。
取得項目と設定
- Time Span:Last Month
 - Max Result:50
 - Sort by:Page Views
 - Sort order:Descending
 
Dimension内のContent>Page title、Metrics内のVisitor>bounces、Visitor>entrances、Visitor>new visits、Visitor>pageviews、Visitor>visits、Goals>goal completion all、Goals>goal values all
取得した後の加工
別タブで以下の表を作成します。
- ページ名:page titleをコピー
 - 直帰率:bounces÷entrances
 - 新規率:newvisits÷visits
 - コンバージョン貢献率:goal completion÷visits
 - 売上÷貢献:goal value all÷goal completion
 - PV数:page viewsをコピー
 
目標や金額設定を行なっていない場合、コンバージョン貢献率、売上÷貢献の数字はゼロになります。
アウトプット結果
Excellent Analyticsで取得したデータ
加工したデータ
- ページ名は番号に置き換えています。
 - CVR貢献は、ページ内に複数の目標を設定していると100%を超えることはよくあります。単一のコンバージョン貢献を見たい場合は、Goals>Goal1 completionsなどを選びましょう。
 - 上記の例では、売上の数値は取得していないので0となっています。
 
見るポイント
- 実際のアクセス数はどのページで多いのか。
 - 新規率が高い・低いページをソートして確認。実際にページを見て、その内容が新規・リピート向けになっているかを確認する。
 - 直帰率が高いページをみつける。高いものは改善候補のページとする。
 - 候補のページの「CVR貢献」と「売上/貢献」の数値を確認してみる。直帰率が高くて、この値が高いページは、直帰率が改善すれば成果の増加につながるので、優先的に対処する。
 

                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                    
                                    
                                    
                                    
                                    
                                    
                                    
                                    
                                    
                                    
                                
                                
                                
                                
              
            
