4つの成功事例から見るROI最大化のヒント
ここからは、実際にスポンサードサーチを活用することで、大きな成果をあげている企業を4つ紹介していこう。
株式会社パレックスジャポン
パレックスジャポン社は、もともと百貨店などに店舗を構え、贈答品としてプリザーブドフラワーの販売を行ってきた。販路拡大をするためにショッピングサイトを立ち上げ、同時にスポンサードサーチの「アシストプラン」を利用して、導入を開始した。
その結果、出稿開始当日に受注を獲得したほか、出稿開始から1年で売上は3倍に。メール受注だけでなく、電話問い合わせも増え、大量受注につながったケースもあるという。アシストプランは、3万円でYahoo! JAPANのスタッフから、キーワードや広告文、入札価格の提案を受けられるスタートパックとなっている。
株式会社サティスホーム
注文住宅を取り扱うサティスホーム社は、ターゲット層が子育て世代(30~40代)であり、Yahoo! JAPANのユーザー層と重なることからスポンサードサーチを導入。三重県という自社の商圏に合わせた地域ターゲティング機能を活用することで、無駄な配信を避け、さらに広告文の中に「四日市」「津」などの地名を入れることで、ターゲットに該当しないユーザーからの無駄なクリックをしっかり排除。出稿開始から5年で、受注件数が2倍、アクセス数は8倍という高い効果を上げている。
株式会社ベネッセコーポレーション
ベネッセコーポレーション社では、0~6歳をターゲットとした通信教材「こどもちゃれんじ」でスポンサードサーチを活用。資料請求件数は出稿前の数十倍の規模に拡大したという。サービス名などの直接的なキーワードで検索する顕在顧客に加え、「おむつはずれ」「ひらがな練習」など、子育て世代が気になるキーワードを幅広く網羅することで、潜在顧客の新規開拓に成功した。入札キーワード数は40,000にものぼり、ひとつひとつは検索数の少ないニッチなワードでも、キーワード自体のバリエーションを広げることで、幅広くリーチすることができる。
また、ターゲットとなる夫婦世代と親和性が高いデバイスである携帯電話でも、スポンサードサーチ(モバイル版)を活用したプロモーションを展開している。
株式会社ラプラス
ラプラス社は、生産材を取り扱うBtoBの専門商社だ。同社では、商品の型式・品番といったニッチなキーワードに入札することで、競合他社が少ない領域を見つけ、比較的低い入札価格で上位掲載を実現している。その結果、確度の高いユーザーの誘導に成功し、導入から7ヶ月でページビューが2倍、売上が3倍に増加した。
最後に西谷氏は、この秋、スポンサードサーチはVer.3へと進化し、スマートフォンに絞った広告配信が可能となることを発表。新しいデバイスが普及する中で、検索に対する需要は一段と高まっていることを踏まえ、顕在化したニーズに対して広告を配信できるYahoo!リスティング広告を今後も活用して欲しいとし、本講演を締めくくった。
Yahoo!リスティング広告の最新導入事例をSelectbox(セレクトボックス)にて無料公開中。資料ダウンロードはこちらからどうぞ