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デジタルマーケティング活用の最新事例レポート

ターゲットインサイトを追求したインセンティブで話題拡散を誘引 ― 「旅比較ねっと」 よくばり女子旅キャンペーン


 先進的な取り組みを行うデジタルエージェンシーが、2か月交代で責任編集を行うこのコーナー「Agency's Choice」。7月~8月はビルコム株式会社が担当。第4回は、NECビックローブ株式会社が運営する「旅比較ねっと」の、認知拡大を目的として実施された「よくばり女子旅キャンペーン」です。

「旅比較ねっと」の認知向上を目指した「よくばり女子旅キャンペーン」

 NECビックローブ株式会社が運営する「旅比較ねっと」は、「比較」のユーザビリティーにこだわった国内最大級の旅行比較サイトです。大手旅行会社などが提供する国内宿泊、海外ツアー、航空券などを横断的に検索することが可能で、例えば、複数の旅行会社が提供している同じ宿・ホテルの宿泊プランを一度に比べられます。

 今回は、“より費用対効果の高い形で認知拡大を図りたい”との理由から、Webプロモーションの実施が検討されました。

 そこで、まずはキャンペーンのターゲット選定を実施しました。

 事前に行ったアンケート調査により、旅行サイトを選定する際に「比較」のしやすさを重視するのは「女性全般」であることが判明。この結果に加えて、「Webの親和性」及び「市場規模」から判断し、今回のプロモーションターゲットは20代女性が相応しい、という結論に至りました。

 同じく事前調査から、20代女性の旅行の最大の目的は「非日常体験を得るため」という結果が得られたため、私たちは「非日常」を体感できるコンテンツを用意することにしました。また、「旅比較ねっと」のサービスを疑似体験することでサービス自体の理解をあげることも、ターゲットの態度変容に欠かせないと考えました。

 そこで企画したのが「よくばり女子旅キャンペーン」です。

 これは、オススメ旅行地が分かる診断コンテンツ「旅女子診断」に回答することで、ユニークな旅行が抽選で当たる、女性向けのプレゼントキャンペーンです。プレゼントには、個性豊かな8人の“イケメン執事”の中から好みのタイプを選択できる【イケメン執事のリムジン送迎付き旅行】など、3つのユニークな女子旅プランを用意しました。

 認知拡大を目的とした、このキャンペーンですが、そのポイントは3つあります。

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この記事の著者

鳥潟 幸志(ビルコム株式会社)(トリガタ コウジ (ビルコムカブシキガイシャ))

ビルコム株式会社 取締役兼COO。

1979年生まれ。
2003年 ビルコム株式会社創業メンバーとして参画。
2005年 ビルコム取締役兼COOに就任。以来、株式会社ユニクロ、協和発酵キリン株式会社、クラシエフーズ株式会社、株式会社BRIDGESTONE、Facebook, Inc.など国内外大手ク...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2011/08/23 16:39 https://markezine.jp/article/detail/14158

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