ASP?専用システム? 自社にあった配信システム選定のポイント
メールを配信するには、配信するツールが必要となります。小規模で実施する場合、通常のメールソフトからBCCによる一斉同報配信も可能ですが、個人情報漏洩等のリスクもありますので、専用の配信システムを利用する方が望ましいです。
自社の用途にあわせて選べる、ASP型のサービスがオススメです。基本的に、登録レコード数や月の配信数などに応じた料金を月ごとに支払う仕組みになっており、利用者側にそれほど負荷がかからないからです。しかし、保持しているアドレス数が非常に多い場合は、ASPサービスではなく、専用のシステムを導入したほうが効率的かもしれません。
ひとくちに配信システムといっても、提供機能はシステムによって大きく異なります。選定の際は、メールマーケティングで何をしたいのか、システム要件を整理しましょう。ポイントとなるのは、以下の項目です。
- 配信スペック(配信速度や負荷対応)
- 携帯やHTMLメール、データの差し込み
- エラー処理ロジック
- フォームやWebとの連携
- データベースやフォームなどの設定の自由度
- 配信ロジック
- 結果分析
また、配信作業を社内で行う場合には、操作のしやすさも考慮した方がよいでしょう。その際は、配信設定にかかわる作業だけでなく、データの登録作業などの関連機能についても、見ておきましょう。