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ソーシャルリクルーティング最前線

ソーシャルリクルーティングが「人気企業ランキング」を崩すか
「自社にとって最も優秀な学生」を集める企業認知3つの方法


ソーシャルメディアによる採用企業認知の方法1:コンテンツ発信

 ソーシャルメディア上では“誰”が言うかも大事ですが、”何”を言うかも非常に重要です。良いコンテンツには必ずファンがつきます。そして、発信し続けることによって、企業への信頼が生まれ、それが採用ブランドにもなります。

 コンテンツの拡散を加速させるのは、ソーシャルボタンです。知名度のある企業は、最初こそ「いいね!」が集まりますが、コンテンツが魅力的でなければ次第に過疎化していきます。一方、知名度のない企業は、はじめは「いいね!」集めに苦戦するものの、コンテンツが魅力的であれば次第にファンは増えていきます。

付加価値をつけるソーシャルボタン

 本記事執筆現在、Facebook採用ページのなかで、もっとも多く「いいね!」がついているのは、日本生命です。日本生命は、"誰"の部分で認知度が高いのはもちろん、コンテンツもとても魅力的です。

 具体的には、内定者主体のセミナー、公開型OB訪問プレミアムランチなど、就活生が求めているものを上手く発信しています。

日本生命の採用Facebookページ

 日本生命の担当者から、次のようなコメントをいただきました。

 「内定者企画セミナー自体は、昨年までは会社主催イベントとして9月頃に実施していました。しかし、今年度は倫理憲章の見直しを考慮し、 会社主催ではなく、あくまでも学生(弊社内定者)が大学単位で自主的に開催するものとしました。その告知領域において、本社採用Facebookページを活用したわけです。

 学生側の反応は上々で、これまで開催した各大学での内定者セミナーの参加者数は、予想を上回っています。内容は、概ね日本生命という企業のPRではなく、就職活動に関するアドバイスが大半を占めているようで、学生からの質問もその部分に関する内容が多いと聞いています」

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ソーシャルメディアによる採用企業認知の方法2:企業から学生へアプローチ

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この記事の著者

春日 博文(カスガ ヒロフミ)

株式会社ソーシャルリクルーティング代表取締役CEO。
埼玉県出身。1988年2月22日生まれ。学習院大学経済学部卒業と同時に起業。在学中は学生向けビジネスコンテストの開催や講演会のスピーカーを担当。就職活動で6つの企業から内定をもらったにも関わらず、全て辞退する。 ソーシャルメディアが全分野に対して新しい世界を創ることを確信...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/09/12 14:32 https://markezine.jp/article/detail/14736

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