Eストアーは、同社のネット通販サービスを利用する事業者1万4560店を対象に、インターネット広告(リスティング広告やアフィリエイト広告など)の有無と売上件数に関する調査を10月に実施した。
キッズ・グルメ・インテリアなどの“女子向け商品”を販売する店で、広告を実施した店舗は、同カテゴリーの広告なし店舗と比較すると、3~5倍以上の注文があることが判明し。広告効果が極めて高いことがわかった。
その一方で、自動車・家電・スポーツ・ホビー・CDなどの男子向け商品を販売する店は、同カテゴリーの広告なし店舗と比較すると1.8倍以下の注文にとどまり、広告の効果が女子買い商品よりも低くなっている。
Eストアーは、衝動買い需要の高い女子買い商品と非型番商品、ブラウス、スカートなどの品種名で検索される商品はインターネット広告が有効であり、型番や指名買い、目的買い需要の高い男子買い商品はSEO対策が有効であると分析。また、CD・DVD・本などは倍率が1.0を割り切り、広告効果は極めて低いとしている。
【関連記事】
・女性の購買行動は既婚/未婚、彼氏の有無でどう違うのか
・女性は「クチコミ誘発型」 男性は「自己完結型」
・「ユニクロ×ニトリ」派は50代以上、「MUJI×ユニクロ」派は30代
・ソーシャルメディアで影響を与えるクチコミは、専門家ではなく友人・知人
・フェイスブック、小売では購買に直結