SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

LABO

ソーシャルゲームから学ぶ、マーケターがゲーミフィケーションを取り入れる近道とは

ゲーミフィケーションをうまく取り入れるには

 こうして見てみると、レイトン教授ロワイヤルにはゲームデザインをする上で重要なポイントがすべて押さえられていることがわかります。しかし、現在の形になったのは、つい2か月ほど前のこと。昨年11月1日のリリースからわずか3か月で大改修が行われ、新システム・新モードが追加されました。このようにユーザーの反応を見ながらスピーディーにゲームバランスやシステムそのものを改修し続けるところも、Webサイトの運営に通じるところがあります。

 ゲーミフィケーションが単なるバズワードだと言われる理由は、注目を集めるために「ゲーミフィケーションを取り入れた」とアピールする例が多く見られる現状に起因します。ポイント制やとりあえずバッジを与えるだけの安易なしかけを取り入れることは、真のゲーミフィケーションではありません。「フィードバックによってユーザーに楽しんでもらうこと」「リピート欲求を刺激することで継続的に利用してもらうこと」、最低でもこの2点を解決するような施策でないと、ゲーミフィケーションというワードに踊らされるだけで終わってしまうことになるでしょう。

 ソーシャルメディア活用と同様、ゲーミフィケーションも人の心理に大きく関わる分野であり、自分でやって体感してみないと、なかなか理解できないものです。本やテキストから学ぶだけでなく、実際にユーザー目線でゲームをプレイしながら、Webサイトをゲーム化するためのヒントを手に入れてみてください。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
LABO連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/04/04 11:00 https://markezine.jp/article/detail/15289

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング