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Excelビジネス統計~アンケートの設計と分析~

そのデータ、言うほど強く「相関」してますか?
CORREL関数と分析ツールで相関係数を求める


分析ツールで相関係数を求める

1.[データ]タブの[分析]で[データ分析]を選択します。

  2003の場合:[メニューバー]の[ツール]から[分析ツール]をクリックします。

2.[分析ツール]の中から[相関]を選びます。

3.[OK]をクリックします。

4.[入力範囲]に平均気温から出荷量のデータ範囲を指定します。分析ツールの場合は、ラベル(平均気温と出荷量)を含んで解析した方が出力結果がより読みやすくなりますのでお勧めします。

5.[先頭行をラベルとして使用]にチェックを入れます。

6.[OK]をクリックします。

7.出力結果は、CORREL関数を用いた時と同様、「0.782」になります。

 上記のような表を「相関係数行列」と呼びます。セル(B3)の値は、平均気温と出荷量の相関係数は「0.782」ということを意味しています。本来は、(C2)のセルも0.782と表記されるべきですが、Excelでは片側しか表記されません。また、セル(B2)は平均気温と平均気温という同じデータ同士の相関になるので、当然相関係数は1になります。

次のページ
CORREL関数と分析ツール、それぞれのメリット・デメリット

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この記事の著者

末吉 正成(スエヨシ マサナリ)

株式会社メディアチャンネル 代表取締役。

慶應義塾大学経済学部卒。統計解析を駆使したWebマーケティングが専門。「見るサイト」から「使えるサイト」をモットーにWebサイトの付加価値を高めるコンサルティングを得意とする。

主著に「EXCELビジネス統計」(翔泳社)、「Excelでかんたん統計分析」(オーム社)、「事例で学ぶテキストマイニング」(共立出版)、「Excelでかんたんデータマイニング」(同友館)、「仕事で使える統計解析」(成美堂出版)がある。

所属:言語処理学会、日本行動計量学会、品質工学会

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2015/05/20 17:38 https://markezine.jp/article/detail/15991

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