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「携帯電話を預けてくれたお客さんは一律割引に!!」米レストランが仕掛けたディスカウントPR

 海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「ブログタイムズBLOG」からの厳選記事を紹介するこの連載。最近、家族や友だち、恋人どうしでも飲食店でお互いにスマホを見ているだけの人たちを見かけます。今回紹介するのは、そんな現状に一石を投じた、あるレストランの試みです。毎週水曜日更新。

キャンペーン概要
  • 時期:2012年7月
  • 国名:USA
  • 業種:Eva
  • 業種:飲食店

「携帯をお店に預けると割引」

 ロサンゼルスを基盤に事業展開するレストラン「Eva」の一風変わったPR。

 最近、知人とレストランに入って食事をしているときも携帯電話をテーブルの上において随時チェックする人が増えていますが、そんな風潮に警鐘を鳴らす試み。

※写真はイメージです。
※写真はイメージです。

 このレストランでは今年7月から“食事中に携帯電話をお店に預けてくれたお客さんには、一律飲食代を5%引きにする”というディスカウントプログラムを実施しました。

 同店は「家族向きのアットホームなお店」であることを主眼に運営していることから、食事中もメールやSNSのチェックに余念のない現代人に向けて、「(リアルの場での)人と人との結びつきを取り戻してほしい」という願いで当プログラムを企画。メニューにこの方針を記載して以来、お客さんの5割近くが携帯電話をお店に預けているそうです。

 この取り組みはCNNやABC、AP通信をはじめとして非常に数多くのメディアで紹介され話題になっています。

 世の中のトレンド、時流を捉えた上手なPR。

  「人と人との結びつきを取り戻して欲しい」という大義名分を持ちだして訴求している点が巧妙です。

  以前海外のニュースで「携帯電話を店内で使用すると3ドル請求するレストラン」について目にしましたが、PRとしては今回の施策が正解ですね。

参考サイト

Air Talk

先週の紹介キャンペーン

 記事転載元:ブログタイムズBLOG

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この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

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MarkeZine(マーケジン)
2012/08/29 08:00 https://markezine.jp/article/detail/16288

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