ザワットは、ソーシャルクラシファイド広告サービスの「WishScope」において、9月12日より、中古品とスキルの売買が可能になった。
クラシファイド広告とは、数行程度の簡素な広告を、内容ごとに分類し、まとめて表示する広告スタイル。元々は新聞やフリーペーパーなどでポピュラーな広告であったが、近年では米国のローカル情報コミュニティサイトのCraigslist(クレイグズリスト)を中心にWebサービスとして展開。米国では5,000万人が日常的に利用している。
「WishScope」はFacebookの登録情報を利用し、安全性とマッチング率を高めたソーシャルクラシファイド広告サービスとして2011年12月から展開。不要品を買いたい、仲間を募集したい等、日常の中で生まれるニーズを投稿すると、解決してくれる人から連絡が届く。現在約60,000人の利用者を抱える。
これまでは、買い手サイドの投稿のみ受け付けであったが、昨今のFacebookを利用した実名性によるコマースの市場の立ちあがりを鑑み、売り手サイドの投稿の受付を正式に開始した。従来のeコマースサービスと異なり、取引手数料は無料で利用できる。
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