日経リサーチは、インターネットの利用サイトについて質問したところ、検索サイトではYahoo!の圧倒的な利用率の高さが確認されたが、この1年間での変化については、Googleや楽天の利用時間が増加していることがわかった。調査期間は2007年6月14日~6月19日、調査対象は16~69歳の男女5,079人。
ネットユーザーに対し、「直近1ヶ月にパソコンからインターネットアクセス時に利用したサイト」〔下記グラフ左〕を聞いたところ、「Yahoo!」が9割を超える利用(90.4%)で2位以下の「Google」(61.3%)、「楽天」(42.8%)を大きく引き離した。
また、そのサイト利用者を対象に「この1年間でのサイトの利用増減の変化」〔グラフ右〕について聞いたところ、利用が「増えた」割合が最も高かったのは、「Yahoo!」(24.3%)ではなく、「Google」(36.5%)、次いで「楽天」(34.0%)だった。
これは利用が「増えた」から「減った」を引いた値でも明白で、「Yahoo!」のスコアが17.3であるのに対し、「Google」が31.7、「楽天」が25.5と「Google」「楽天」が「Yahoo!」を上回った。反対にMSN(-1.4ポイント)と、excite(-4.9ポイント)は、「減った」が「増えた」を上回る結果となった。
プレスリリース:日経リサーチ、「インターネットの利用サイト」に関する調査結果を発表