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MarkeZine Day 2012(AD)

デジタルマーケティング時代の「察して応える」Webサイトを構築する5つの秘訣

 スマートフォンやソーシャルメディアの普及によって、Webサイトは顧客接点としてますます大きな役割を担うようになっている。そんな中、10月5日に秋葉原コンベンションホールで行われたMarkeZine Day 2012では、「『察して応える』Webサイト~最先端Webコンテンツ管理テクノロジーだから実現できるマルチデバイス時代の顧客エクスペリエンス最適化」と題し、サイトコア株式会社 取締役副社長 高沢冬樹氏による講演が行われた。

デジタルマーケティングを推進する5つのプロセス

サイトコア株式会社 取締役副社長 高沢冬樹氏 

 「これから求められるWebサイトでは、従来の発信型で情報を出して終わりということはありえない。中核には当然コンテンツがあり、お客さまにとって役立つコンテンツでニーズに応えながら、関係性を育んでいく必要がある」と高沢氏は語り、新しいデジタルマーケティングを推進する5つのプロセスを紹介した。

  1. CONTENT ACTION VALUE:内容→満足
  2. DISCOVER:見出す
  3. UNDERSTAND:察する
  4. RESPOND:応える
  5. NURTURE:育む

プロセス1:コンテンツのクオリティ確保のためのシステム活用

 企業のソーシャルメディア活用が進む中、コンテンツ作りに日々頭を悩ませている担当者も増えていることだろう。もちろん人的リソースを駆使してコンテンツを練り出す作業も必要だが、その前に、システムを活用して「効率的な編集の実現」「一貫性の確保」「チャネル全体で再利用」することで、「コンテンツのクオリティを担保することで、お客さまの満足度を高めることに繋がる」と高沢氏は指摘し、Sitecoreに装備されている次の機能について述べた。

リアルタイムかつ直感的なコンテンツ編集

 直感的に編集できるインターフェイスで、最終的なレイアウトの調整も可能。

アクセシビリティとSEOの自動検証

 アクセシビリティチェッカーやSEO対策機能が組み込まれており、リンク切れが起きていないか、代替テキストが挿入されているかなど、チェックルールを作って自動判定することができる。

マルチ言語コンテンツのバージョニング

 日本語環境だけでなくグローバルでガバナンス化して多言語の中でも同じフレームワーク・同じバージョン管理で対応可能。各国に合わせてコンテンツの内容は変えつつも、デザイン・品質管理は統一化できる。

統合コンテンツ管理

 スマートフォン対応が必須になりつつある中で、ページ単位でデバイスに合わせた調整を行っていくのは、非常に効率が悪い。コンテンツを統合的に管理することで、一度の更新で各デバイスに最適化されるだけでなく、メールに挿入したり、アプリで表示させたりすることも可能。

ソーシャルサービスとの連携

 ソーシャルメディアと連携させることで、コンテンツの拡散だけでなく、さらに反響の分析や、プロファイリングまで一連の流れで行うことができる。短縮URLの設定やトラッキングコードの埋め込みも自動化が可能。

 「CMSを間に挟んで、ビジネスユーザーはコンテンツを作成・編集し、開発者とデザイナーはプレゼンテーション(ビジュアル化)にフォーカスすることで、分業作業を効率的に行うことができる。一部を外注したい場合などもフレキシブルな対応が可能」と高沢氏は語る。 

※リンクをクリックすると外部サイトへ遷移します

顧客を理解し、おもてなしするWebサイト構築の実現をサポートする、サイトコアの情報はこちら

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プロセス2:Webサイトに来訪したユーザーから情報を見いだす

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2013/02/28 21:15 https://markezine.jp/article/detail/16606

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