基本フォーマットとしての要素
プレスリリースに必要な項目を整理すると、以下のようになります。
1.日付・宛名・社名
例えば、2012年1月10日 報道関係各位 株式会社●●、など
2.タイトル・サブタイトル
最重要ワードを使用したタイトルと、補足的に内容強化するサブタイトルを併記。
3.冒頭リード文
核となる内容を言葉を削いでコンパクトに、しかし伝えるべきメッセージをインパクトを込めて記載。 例えば、……を展開する株式会社●●は2012年▲月▲日、~~を実現する■■を発売開始致します。など。
4.背景・経緯の説明
事実に基づく客観的記載に徹底すると意外と忘れがちな背景説明。しかし、これがないと事実に深みが出ません。
また、ここでブランドの方針や姿勢が伝わるため重要な部分だと言えます。どんなターゲットに対していつから何をどうやって実現するのか、またどうしてそれを可能にしたのか、など。
5.目標・今後の方向性
販売目標や拡大計画など、将来の目標について記載。ここできっちりと文章を結ぶと、企業意思がしっかりと表明されます。
6.会社概要
基本は、社名、所在地、代表者名、資本金、事業内容、URL、など。
7.報道問合せ先
基本は、社名、所在地、部署名、担当者名、電話番号、メールアドレス、など。一般の方からの問合せ先が別にある場合は、分けて記載します。
これらのポイントをもとに、まずは他社のプレスリリースをサンプルとしていくつも眺めてみることをお勧めします。きっとリリースの良し悪しが見えてきますし、良いリリースを見付けられたらそれをフォーマット利用することで作成の手間を省けます。