解像度大丈夫? 画像がNGで掲載を断念した記者が5割
続いて、プレスリリースをWeb上にコンテンツアップする際の注意点です。テキストに関してはプレスリリースの基本(連載第1回)に立ち返っていただくとして、ここで最も注意を払っていただきたいのが「画像解像度」です。
弊社でメディア記者にアンケート調査を行ったところ、「リリースに添付されていた画像の解像度が悪かったために、記事掲載を断念したことがある。」と回答した記者がなんと半数を超える51.4%もいました。
特にWebメディアの記者は、画像手配など連絡することなくWeb上にアップされている情報だけで記事を構成するケースも多く、その時点で「解像度の高い画像がアップされているかどうか」がニュースとして取り上げられるか否かの分岐点となることも少なくないのです。画像はなるべく解像度の高いものを、それも複数点アップしておくように心掛けると良いと思います。
なお、プレスリリースはホームページやニュースメディアなど、Web上で「ストック」されることも、発信前に意識しておきたいものです。アーカイヴされたコンテンツは検索サービスなどを経由して後日閲覧されることも認識し、そのうえで発信する必要があります。
プレスリリース発信のタイミングを逃すな
最後に、そもそもプレスリリースを発信する機会として適切かどうか迷ってしまうという方へ、発信タイミングの具体例を挙げたいと思います。これらを参考に、自社のPR機会を逃さぬよう、これからの広報スケジュールを組まれると良いかと思います。
- 新商品/新サービス発表
- 商品リニューアル/ロゴ変更/機能追加発表
- 売れ行き好調データ開示(100万部突破!など)
- 新店舗/新サイトオープン発表
- キャンペーン開始発表
- 募集開始/当選発表
- CM放映開始/広告展開発表
- イメージキャラクター就任発表
- イベント開催告知(記者発表会/レセプション/一般向けイベントなど)
- イベント開催報告(内容レポート)
- 調査結果レポート
- 受賞発表
- 提携発表
- サービス導入発表
- 会社設立/社名変更/企業ロゴ変更発表
- 決算発表/業績発表
- 人事発表(新社長就任など)
- CSR発表