スマートフォンサービスの開発に注力しているサイバーエージェントは、より効率的なサービス開発を実現するために、Android向けの画像変換のフレームワーク「GPUImage for Android」と、効率的にWebサーバとの通信テストなどを行うことができるモックサーバ「easymock」を開発。オープンソースとして公開した。これらは、今年8月にリリースされたオークションサービス「パシャオク」のために開発されたもの。
「GPUImage for Android」は、これまで代表的なライブラリが存在していなかったAndroid向けに開発した画像変換のフレームワーク。画像変換のフレームワークとして有名なiOS向けの「GPUImage」とも互換性が高く、iOS、Android向け共にサービスを提供する場面でも効率的に開発することが可能となる。
「easymock」は、ネイティブアプリ開発で必要となるWebサーバとの通信を伴う処理のテストを、サーバサイドでの開発を待つことなく、開発途中の段階で随時行うことができるモックサーバ。簡単に多彩な表現のAPIをテストすることもでき、開発を効率的に行うことができる。
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