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電通「マーケティング・クラウド」プラットフォームオープン化

 電通は「マーケティング・クラウド」プラットフォームをオープン化し、ITソリューション領域などのパートナー企業との連携を推進していくことを発表した。「マーケティング・クラウド」とはクラウドを活用した統合型マーケティング・ソリューション。

 今回のオープン化により、クラウド、モバイル、ソーシャル、ビッグデータなどで強みを持つITソリューション企業とオープンにクラウド上で連携することで、マーケティング領域でグローバルに通用するシステムやツールを提供していく。

 スマートフォンの普及やソーシャルメディアの浸透により、人の情報発信や情報接触、購買行動に変化が生じ、マーケティングビジネスの環境は一変した。こうした変化により、ビッグデータをリアルタイムで分析し、マーケティング活動をよりスピーディーにかつ最適に行っていく必要性出てきた。

 そこで、今後は特定企業とのコンソーシアムに留まらず、「マーケティング・クラウド」のプラットフォームをオープン化することで、顧客企業のマーケティング課題に応じて、参画するITソリューション企業などのパートナー企業がオープンに連携する仕組みを構築する。

 まずは既存のプラットフォームの機能拡充を進め、セールスフォース・ドットコムが新たに提供するソーシャルメディアを活用した「Salesforce Marketing Cloud」との連携を図る。

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2012/12/07 11:00 https://markezine.jp/article/detail/16889

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