一年間を動画で振り返るチャンネル「YouTube Rewind(リワインド)」の2012年版が、12月19日より、YouTubeで公開された。YouTubeは毎秒72時間分もの動画が世界中から掲載され、毎月8億人のユーザーが40億時間を超す動画を再生するプラットフォームに成長。
「YouTube Rewind」では、2012年1月1日以降にアップロードされ、11月末までに最も多く再生された「2012年トップ動画(日本)」「2012年トップ動画(全世界)」、そして日本国内で最も多くチャンネル登録者数を増やした「2012年のトップチャンネル」などのランキングを公開。
今年は、韓国の男性歌手によるユニークなミュージックビデオ、5人が一つのギターを演奏する動画、NPOによるドキュメンタリー映像、人気楽曲のパロディ、大統領候補によるラップ対決など、発信者の国境もジャンルも全く異なるこれらの動画が、ソーシャルネットワークやブログなどで共有され、世界中に拡散。何億人もの人たちに視聴された。また、アメリカ大統領選、日本の衆議院議員選挙、自然災害、などタイムリーなニュース映像も注目を集めた。
またYouTube日本公式チャンネルでは、「YouTube Rewind」で公開中のものに加えて、国内独自の動画ランキングを公開している。
「国内動画視聴回数ランキング(音楽を除く)」では、アプリのプロモーションを目的に作られた動画が1位に。またコマーシャル映像や映画の予告編もトップ10にランクインし、一般動画と同様に広告や宣伝目的のキャンペーン動画も多数視聴されていることが明らかに。
一方、米国ではこうした企業のキャンペーン動画への取組みが進んでおり、YouTube向けのオリジナル動画広告や、視聴回数が1,500万回を越えるキャンペーン動画などが話題をよんでいる。米国企業のキャンペーン動画に限定した視聴回数ランキングトップ20も発表された。
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