Googleは3月1日、同社の検索サービスについてのさまざまな情報を公開するページ「How Search Works」をオープン。その中でGoogleはこれまで非公開としていた、検索品質評価についてのガイドライン「Search Quality Rating Guidelines」をはじめてPDFファイルとして公開した。
検索情報サイト「Search Engine Land」の記事によると、グーグルは、検索結果の品質を評価するために第三者機関を利用しており、その担当者のトレーニング用資料として作成されたものだという。
43ページの資料は3つのパートに分かれており、第一部「Rating Guidelines」、第二部「URL Rating Tasks with Query Locations」、第三部「Webspam Guidelines」で構成されている。アイレップSEM総合研究所所長の渡辺隆広氏のブログ「SEMリサーチ」でもその内容について触れており、「一度も見たことがない人は、目を通しておくといいかもしれません」とコメントしている。
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