NTTグループの技術的バックボーンと、先駆者としての経験の蓄積が高品質を支える
それでは、WebARENAの信頼性は、何をもって証明できるのだろうか?
「一つにはハードウェアの品質があげられます。直接目に触れないために他社ではノーブランド品を使うところもあるのですが、当社では信頼性の高いメーカー(HP)の正規品を自社内で検証して採用しています。そうした技術はもちろんのこと、 快適なVPSサービスを実現するための仮想化技術にも自社独自の蓄積があります」
こうした、自社内で開発や検証ができる環境は、サーバー管理の部分だけに留まらない。たとえば、障害監視ツールも独自開発であり、そもそもデータセンター構築からサーバー選定、構築・運用までがすべて自社内でまかなわれている。つまり、ブラックボックスの部分がなく、どの部分に問題が生じても迅速に対応できるというわけだ。
また、「WebARENA SuitePRO」は、50Gbps超の外部接続環境をもつ国内最大級のIPバックボーンにサーバを直結している。さらにネットワーク回線を二重化したり、障害時の迂回ルートを確保するなど、快適さを向上させる施策はぬかりがない。転送量も無制限のため、ページビューやアクセス増加を意識することなく快適なコンテンツ配信が可能だ。こうしたネットワークの快適さも自社内でサービスをワンストップで実現できる強みと言えるだろう。

しかし、以上のようなNTTグループならではのハード面ばかりがクローズアップされがちだが、三好氏は「スタッフの技術力やサポート力にこそ、当サービスの一番の強み」と胸を張る。
「当社の技術サポート担当者とサーバー運用担当者は、同じグループに所属しており、物理的にも近い距離にいます。そのため、トラブル時にもスピーディに情報を共有でき、的確な対応を迅速に行うことができます。お問い合わせから24時間以内の対応を心がけ、実践できているのは、そうした人的なサポート体制が整っているからと言えるでしょう」

技術サポート力の高さを、客観的に評価するのは難しい。しかし、10年以上に渡って大手ポータルサイトやコンテンツ配信サービスなどの構築事業にパートナーとして関わり、共有サーバー「WebARENA Suite2」のユーザーに対峙してホスピタリティを磨いてきた実積を鑑みると、やはり説得力がある。
自由度の高いサービスであるVPSを、専用&共有型サービスと肩を並べる新たなサービスとして選択肢とするためには、改めてプラットフォームの信頼性と技術サポート力など、ベーシックな部分を意識したいもの。それが専門技術者でなくても高い自由度を存分に享受できるという、VPSの価値を最大化するためのカギとなるだろう。
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