広告収益を広告費用に充てることもできる柔軟な仕組み
アスタでは、運用が安定し広告収益を得られるようになった段階で、その収益を広告費用に転換できる機能も備えている。「この仕組みは、初めから広告費を確保しにくい個人のデベロッパーにも有効に使っていただいている」と松本氏。なお、出稿の際にもアスタのCPCは業界最低水準の4円に設定されており、業界平均の10~15円と比較して負担が少ない。この価格は、アプリ開発会社でもあるマルジュが自社の無料アプリでシミュレーションを重ねて、採算ラインを上回るものとして導き出したという。
カジュアルゲームからカジュアルゲームへと遷移しやすいユーザーの特性、それによる高いCVRの実現を考えると、当然ながらCPIも非常に低く抑えられている。アスタでのCPIは約20円。この点も、デベロッパーに受け入れられている要因だ。
「カジュアルゲームはその特性からも、1本を時間と手間をかけて制作するのは収益構造的に合わないため、短期間に何本リリースできるかが勝負になってきます。アスタを活用し、集客と収益化の計画を短期のサイクルで立てることで、より効果的なアプリの運営が可能になります」(松本氏)。
年内100億インプレッションの実現を目指す
アスタはデベロッパー向け機能として、配信したくない広告種類を選択できるブロック機能や、クリック率と広告価格の組み合わせの最大化を自動調整する機能も提供。広告主向けには広告媒体のデータを開示し、どの媒体の効果が高いかを瞬時に判断可能にしている。また、クレジット決済に対応しているためいつでも出稿可能であり、曜日別や時間別の配信設定や広告予算上限の設定ができるようになっている。
株式会社マルジュは6月18日(火)に、スマートフォンアプリの広告ビジネス関係者4社をゲストスピーカーに招いた無料セミナー&懇親会を開催します。5社による座談会や名刺交換・情報交流の懇親会もありますので、ぜひアプリ広告収益に興味のある方はご参加下さい。
【日時】2013年6月18日(火)14:00~17:15(開場受付13:30~) ※懇親会は17:15~
【場所】関東ITソフトウェア健康保険組合 市ヶ谷健保会館 F会議室
【定員】80名(応募多数の場合は抽選)
【料金】無料 【応募締切】6月10日(月) 19:00まで
【イベント詳細】「スマートフォンアプリのマネタイズセミナー&懇親会」