35以上の提携DSP/アドネットワークから、最も好条件の広告を自動配信
スマホ向け広告を大きく分けると、PCサイトなどでよく見掛けるWebページ内に埋め込まれる「インライン広告」と、スマホ画面の上下などに常設で表示される「オーバーレイ広告」とがある。
楽天ブログは、他サービスを使って掲載していたオーバーレイ広告を、Fluct経由で配信するように切り替えたことで約30%の収益増を達成した。Fluct を運営するadingoのスマートフォンソリューション本部、土井 健 本部長(写真右)は収益増につながった要因について、次のように分析する。
「Fluctが提携しているスマホ向けDSP/アドネットワークの数は35以上。その中から、収益性が最も高くなるように広告の配信比率を自動調整するイールドマネジメント機能が貢献したのでしょう。
また、『広告のクリック率(CTR)をどう上げるか』にもこだわっています。例えば力を入れて改善してきたのが、Fluct経由で配信する広告の読込速度。0.1秒でも速く広告を表示させられればCTRはかなり上がり、最終的にメディアの収益増に大きく寄与します」(土井本部長。以下、同)
そういった地味で手間が掛かるところにも力を注ぎ、広告の収益性を向上させてきたことがFluctの強みになっている。結果、楽天ブログはオーバーレイ広告の収益率が約30%改善したが、「他社から乗り換えただけでも、もっと成果が出た事例もある」(土井本部長)という。
あらゆる状況下で収益最大化を実現する専門チーム
他社のSSPにもイールドマネジメント機能を搭載しているものはあるが、Fluctのそれは一味違うと土井本部長は語る。
「Fluctのイールドマネジメント機能は、自動で最適化される仕組みを持っておりますが、その“機能”の背後で、当社が手動で調整していることがさらなる収益増につながっていることもあります。実はFluctでは専門チームを組織して、単価の高い広告を配信できるように、泥臭く手動での配信設定も行っております。
例えば、広告予算が多くなりがちな3月・6月・9月・12月には、予算を使い切れるだけの枠を確保するため、『今月中にこれだけ配信したい』とアドネットワークやDSPの運営会社から依頼が入ります。彼らから『明日15時から、これだけ好条件の広告を配信する』といった情報が入れば、イールドマネジメント機能のアルゴリズムが配信比率を最適化するよりも先に、専門チームが手作業で対応して配信直後からその広告の配信量が増えるようにします。『単価をこれだけ上げてくれれば露出をもっと増やせる』と直接交渉して、さらに好条件を引き出すこともあります。
そういった相談が35以上のDSP/アドネットワークから寄せられ、好条件の広告を逃さないように配信しております。ですから、多くのスマホメディアにおいて3月・6月・9月・12月には、それ以外の月と比べて売上が1.5倍以上に増えています。こうした専門チームを持っているのも、Fluctの大きな強みです」
【日時】2014年3月7日(金)18:30~21:30(開場受付18:15~)
【場所】大阪府大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪
【定員】30名(応募多数の場合は抽選)
【料金】無料
【応募締切】3月6日(木) 18:30まで
【イベント詳細】「スマホマーケティング・マネタイズ最前線! 日本最大級iPhoneアプリレビューサイト、辞書サイトの現状とこれから」
【Fluctお申込みページ】https://fluct.jp/secure/apply
【Fluctの仕組みを動画で見る】http://fluct.jp/ja/smartphone/