生活をアウトソースするということ
先日個人ブログ「TechDoll」で、海外のフード系のスタートアップをまとめる記事を書いたの。食事に関しては、これまで自炊か外食の二択だった。それが、地元レストランのヘルシーな料理を届けてるサービスから、自宅にナチュラルフーズを届けてくれる定期便まで色んなサービスが登場することで変わってきてる。
このアウトソースは何も食事に限った話ではないみたい。Dashlaneというパスワード管理ツールがまとめた調査(2011年時点)では、女性は1日平均110分を家事に使ってるそう。男性でも1日86分。例えば仕事だったり、家族との時間だったり、この時間をもっと有意義なことに使いたいというニーズは誰にもあるはず。実際、生活のあらゆる側面をアウトソースする人が増えてる。
一部のお金持ちだけに限られていた自宅におけるアウトソーシングが、よりリーズナブルに身近に受けられるようになった。そんな生活のアウトソーシングに役立つサービスをいくつか探してみたよ。
5ドルからお仕事を発注できる「Fiverr」
「Fiverr」は、スモールサービスの世界最大のマーケットプレイス。5ドルからさまざまな身の回りのお仕事を発注できる。Fiverrで見つからないタスクはないんじゃないかっていうほど幅広い。中には、Facebookで似せ彼女になりますよなんてものまで。10日間限定で5ドルなり。
ヘルシーな食事を自宅まで「Sprig」
ディナー・オン・デマンドな「Sprig」。アプリを使って、地元の食材を使ったヘルシーなディナーを注文できる。アメリカでも出前というと、チャイニーズとかピザとか特にちょっとジャンク寄りになってしまいがちだけれど、健康的な食事を家に届けてもらえる。
近所の人にお願いできる「DoMyStuff」
家のことから仕事関連まで、近所の人にタスクをアウトソースできちゃう「DoMyStuff」。例えば、犬を散歩してとか、今晩ゲストに出すためのワインを買ってきてとか、代わりに大量のThank youカードを書いてなどなど。
小さな執事「Occasional Butler」
Butlerは執事という意味。同じように小さなお仕事を依頼できるプラットフォーム「Occasional Butler」。IKEAの家具を組み立ててくれる人、子どもの誕生日ケーキを作ってくれる人など。お手伝いさんのニーズを感じた夫婦が始めたんだって。執事のキャラクターが可愛い。
いろんなケアをお任せできる「Care.com」
ベビーシッターからシニアケア、さらにはペットケアまで見つかる「Care.com」。16か国で使われてる人気サービス。極論、人の命を預けるわけだから、タスク系と違っていっそう信頼が求められる。特化して正解。