ソルクシーズは、10月18日に破産したクインランドのSIPS事業の譲り受けにつき、クインランド側と合意したと10月25日に発表した。
SIPS事業はWebサイトの構築・運営に関するソリューション提供業務。ソルクシーズは安定的な収益が期待できる事業の強化・拡充を図るため譲り受けを決意した。
受け入れは、クインランドのSIPS事業を、ソルクシーズ完全子会社であるシー・エル・ソルで承継する予定で、譲受価額や日程などは未確定。
クインランドは96年5月に設立し、自動車買取専門店および中古車販売店の運営、ネットを利用した自動車売買事業を経て、2003年に株式上場。その後はWebサイトの構築・製作支援のコンサルティング事業に参入し、M&Aなどを繰り返し急成長し、当時世間を騒がせていたライブドアのライバルとも言われていた。
しかし、2005年6月決算以降、事業拡大に失敗し、投下した資金の回収ができず、財務状況を圧迫し、2006年度6月には約84億円の損失を計上、10月18日に民事再生手続開始の申立てを行ったと発表したばかり。
プレスリリース:株式会社クインランドのSIPS事業の譲受けに関する合意について