Q2では、Webサイトへ入力するのに抵抗を感じる情報について尋ねた。
「自宅の電話番号」が72.2%で最も多く、次いで「住所」が64.8%、「携帯の電話番号」59.4%となった。電話番号や住所の回答が多かった理由としては、売り込みやイタズラがあるのではないかと警戒してしまうからではないかと考えられる。
例えば、個人年収や個人資産、病歴などは単体では個人を特定することがほとんどできず、仮に氏名と組み合わせたところでもやはり個人を特定するのは困難な情報となる。
しかし、電話番号や住所は氏名と組み合わせることで個人を特定することが出来てしまうため、情報提供に抵抗を感じる人が多いのではないかと考えられる。
「PCのメールアドレス」は28.4%と少なく、入力することに抵抗を感じているユーザーは少ないという結果になった。
最近ではサイトへの入力だけではなく、申込書や登録用紙、会員申請書など様々な資料にメールアドレスの記入する欄を見かける機会が多くなってきた。以前までは氏名・年齢・住所・電話番号が基本だったが、メールアドレスを持つ人が多くなり、記入する人も多いのではないだろうか。
このようにメールアドレスを入力・記入する機会が増えたことでユーザーの抵抗を下げているのではないかと考えられる。