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リサーチデータで読み解く!最新Webマーケティング

【セキュリティ調査】Web上で入力する際に不安な情報は?

本当の情報を入力しているのか?

 Q3では、会員登録をする際に本当の名前や誕生日を入力するのか尋ねたところ、氏名・生年月日どちらおいても「いつも正しく入力する」という回答が最も多く、約70%となった。次いで「だいたい正しく入力する」が約20%となり、「いつも正しく入力する」という回答とあわせると90%近くが正しく入力していることになる。



 Q2の調査結果で入力する情報に抵抗があるものとして「氏名」は42.8%、「生年月日」は30.0%となっており、電話番号や住所などに比べると抵抗を感じている人は少ないため、いつも正しく入力する人が多いと考えられる。

 現状ではインターネットショッピングやオンライントレード、ネットバンクなど様々なサービスがあり、インターネット上で完結するサービスが増え、ユーザーの利便性は高まっているがその分、個人情報などセキュリティ問題も増えることになる。

 そのためにはサービスを提供する企業だけではなく、私たち利用者側も普段から十分注意しながら便利なサービスを利用する必要があると考えられる。

 また、企業サイトの中には資料請求にも関わらず電話番号や生年月日などの情報を求められることがある。企業側から見ると営業資料もしくはマーケティ ングデータとして必要とも考えられるが、エントリーフォームを作る際は、上記のデータが示すように、不必要な情報は項目から外すなど、ユーザーの目的を重視したフォーム作りが重要になってくると考えられる。

 Webマーケティングガイドでは、ユーザー視点にたった、EFO(Entry Form Optimization:エントリーフォーム最適化)を提唱しているが、ユーザーの視点にたった、エントリーフォームの設計をすることが、最終的にユー ザーからの信頼性に繋がると考えられる(参考:エントリーフォーム最適化(EFO)~EFOはコンバージョンをあげる特効薬~

 次回のインターネットセキュリティに関する調査では、IDやパスワードはいくつ持っているのか、またそれをどのようにして記憶しているのかについて調査してみようと思う。

【調査概要】
サンプル数:500
調査期間:2007年07月31日~2007年08月2日
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:株式会社 ボーダーズ
対象者:20歳以上の男女

調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。

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この記事の著者

株式会社セプテーニ(カブシキカイシャセプテーニ)

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MarkeZine(マーケジン)
2007/11/06 10:00 https://markezine.jp/article/detail/2061

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