クリック率
それではまずは「クリック率」から。図はこちら。
わかりやすいように、さっきの図とは列の並びを入れ替えています。
計測されたインプレッション数とクリック数から計算されるのが、クリック率です。
商品 クリック率=3,035÷1,030,432×100=0.29(%)
催事・イベント クリック率=46÷5,038×100=0.91(%)
具体的には上のような計算になります。
当たり前ですが、ヤフーなど検索結果の画面には、kuroboの広告のほかにも、他の広告主さんの広告や、広告以外の検索結果も表示されます。そのようなたくさんのリンクの中からkuroboを選んでいただきたいわけですから、クリック率は「高いほど◎」な数字ですね。
じつは、お店の売上に直接的な関連が強いのはクリック「率」ではなくクリック「数」です。でも、高いクリック率は、
・キーワードと広告の相性が良い
・広告そのものがわかりやすいし、魅力がある
ということの証拠。キーワードの見直しや広告テストなどの改善を続けて、クリック率が上がるようにがんばりましょう!
あと、クリック率が高いと掲載順位が上がりやすくなるというメリットも忘れちゃいけません。
CPC(Cost Per Click: 1クリックあたりのコスト)
次は「平均CPC」を見てみましょう。
「平均CPC」は、クリック数とコスト(広告費)から計算されます。CPCは「Cost Per Click」の頭文字。1クリックにいくらかかったかを見るので、CPCは「低いほど◎」な数字です。
「平均」とあるのは、キーワードごと、クリックごとにかかる金額が変わるから。例えば、10円で2クリック、100円で1クリックされた場合、この3クリックの平均CPCは
平均CPC=(10×2+100×1)÷(2+1)
=120÷3=40円
上のようになります。図の場合だと、『コストも平均CPCも、「商品」キャンペーンの方が高い』という結果ですね。うーん。
「催事・イベント」のキーワードや広告からを参考に改善できればいいのですが、かなり質の異なるキャンペーンなので、難しいかもしれませんね。
また、次の図は「商品」キャンペーンの広告グループを表示した画面です。広告グループによってCPCにかなり違いがあることがわかります。前の図の平均CPCは、これらを平均したものなわけです。