Vizury Interactive Solutionsは、DMP「Engage360」の国内導入を発表するとともに、サービス提供を開始した。Engage360の導入によって、マーケティング担当者は、PCだけでなくモバイルサイトやアプリデータでの顧客データ分析、一貫した広告配信が可能となり、FacebookやTwitter上でのクロスデバイスマーケティングキャンペーンを、PC・モバイル上の両方で実現できる。
XML、テキスト、ログファイル、API等の非構造化データであっても同社のエンジニアリングチームが全面的にサポート。Hive/Hadoopよりも高速で、顧客分析が可能だとしている。また、PC&モバイルディスプレイ、アプリ内広告、FacebookやTwitterなどのソーシャルチャネル、サイトパーソナライゼーション、eメール、コールセンター、SMSなどのような多様なマーケティングチャネルをカバーできる。Vizury日本法人代表の富松氏は、Engage360は、モバイル市場が発達している日本市場向けに特別設計されている点が特徴」とコメントしている。
2008年にインドのバンガロールで事業を開始したVizuryは、インターネットサイト内での行動履歴に基づき、最適な商品をリコメンド広告として配信することで購買を促進するデータプラットフォームを提供。東京、デリー、北京、シンガポール、ジャカルタ、ドバイ、ソウル、シドニー、サンパウロ、メキシコなど、アジアを中心にグローバル展開。eコマース、旅行、不動産、人材、教育、金融サービスなど、500以上の企業に対し、ソリューション提供を行っている。
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