ファンケルは同社のECサイト「ファンケルオンライン」に、ブレインパッドのレコメンドエンジン搭載プライベートDMP「Rtoaster(アールトースター)」のオプション機能である「広告配信機能」を導入した。これにより、RtoasterのプライベートDMPに蓄積されたデータを活用して、デジタル広告配信を実施。既存顧客に留まらず、潜在顧客や休眠顧客に対する接点の強化を推進する。
「ファンケルオンライン」は、現在、顧客数340万人、月間PV数が1,000万PVを越えるなど、ファンケルにとって重要な販売チャネルの一つとなっている。同サイトでは2009年より、Rtoasterを導入。これによってコンバージョン率が最大で約110%、購入単価が最大で約130%に向上するなど効果を出してきた。
一方で、サイトに訪問しているが商品の購入には至っていない潜在顧客や、休眠顧客に対する有効な接点として、外部メディアに対する広告配信ニーズが新たに出てきた。そこで、今回「広告配信機能」を導入するに至った。
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